アレルギー対策本部

青魚でアレルギーによる喘息が改善できる?

アレルギーというと、花粉症や、食べ物による蕁麻疹を想像するかもしれませんが、喘息もアレルギーによって引き起こされている事があります。空中に漂っているアレルゲンを吸い込んで気道が慢性的に炎症を引き起こし、少しの刺激でも咳き込んでしまうのです。こうしたアレルギーによる喘息は、普段の食生活で症状を和らげる事ができる可能性があります。
近年、食事の欧米化が進んで、肉が中心の食生活へと変化しています。肉やサラダ油などに含まれている油は、体内で「アラキドン酸」という物質に変化します。アラキドン酸は消化しづらく、体内に残り続けて腸内環境を悪化させるだけでなく、アレルギー反応を引き起こす物質を作ります。その結果、症状が悪化してしまうのです。
アレルギーによる喘息を抑えるには、サバやイワシといった青魚が良いといわれています。その理由は、青魚に含まれる脂分である「EPA」や「DHA」にあります。これらは体内で、アレルギーを抑制する物質を作り出すため、アレルギーの症状を緩和させる効果があります。また、消化吸収が良いため、身体にも優しい食品であるといえます。
青魚を食べるに当たって注意したいのは、なるべく新鮮な魚を使用するという事です。古い魚には、痒みを引き起こす成分である「ヒスタミン」が増えていくため、身体の痒みを引き起こす可能性があります。
また、青魚にアレルギーがあるという人は、別の食品で補うという事もできます。「α-リノレン酸」は体内でEPA・DHAに変換されます。そこで、α-リノレン酸を含む亜麻仁油やえごま油、クルミなどを摂るようにしましょう。食べ物で補うのが難しい場合は、サプリメントを使ってみても構いません。